はじめに痛みのある爪に小さな穴を左右2か所に開けます。(図参照)
痛みのある方は、穴を開ける際に多少の痛みを伴います。
開けた穴に特殊なワイヤーをかけ接着します。
片足にかかる施術時間は10分程度です。
【施術メリット】
施術時間が短い
長期間(1~2か月間)維持できる
運動や激しい仕事にも耐えられる
【施術デメリット】
途中で付け外しができない(爪が伸びるまではずせない)
完治に時間を要する
巻き爪の原因
①履いている履物
足先が細くなっている靴は巻き爪を引き起こしやすいです。
特にヒールやパンプスなどを履く女性に多い原因の一つです。
サイズの合わない靴を無理に履くのをやめてください。
足の爪が圧迫されたり、靴の中で足がずれて余計に負担がかかたりするので、サイズが大きくても小さくてもダメです。靴は自分の足にピッタリのものを選んでください。
②運動やスポーツ
意外と見逃しがちですが、健康のために行っていることが巻き爪の原因になることがあります。
特につま先に負担のかかる運動・スポーツには注意が必要です。
走って止まってを繰り返す運動は特に指先への負担が大きくなります。
サイズの合ってない靴などもってのほかです。
スポーツショップで販売されている靴の中に入れる緩衝材などで、ある程度予防はできると思います。
③爪の切り方
深爪が原因になることがあります。
短すぎたり、横の部分を丸く切ってしまうと余計に爪が食い込んでしまいます。
巻き爪が痛くて、その部分を切ってしまうと悪化させることになり本末転倒です。
指先から出ない程度にできるだけスクエアに切るようにしてください。
④加齢
高年齢になると爪は厚くなります。
厚くなったために水分が十分に行きわたらず、爪の乾燥に伴い縮んでしまい巻き爪になります。
また歩く機会が減ることで原因になることもあります。
もともと爪は丸くなる性質です。下からの圧力がかからない状態が長く続くことで巻いてしまうのです。出来るだけ歩くことを心がけましょう。
⑤遺伝
なりやすい爪の形が遺伝する場合もあります。
両親のどちらかが巻き爪の場合、子供が巻き爪になる可能性が高いです。
両親のどちらかが巻き爪の方は、現在巻き爪になっていなくても将来なってしまう可能性が高いので、ケアを怠らないようにしてください。