疲れの正体がストレスなのは、前回ブログで紹介しましたので、日々の生活の中でリラックスする効果的方法を紹介していきます。
ストレスフリーを目指して、効果的な入浴の仕方!
入浴のの3大ポイントは浮力・水圧・温熱です。
お風呂に入ると疲れが取れる。シャワーよりもリラックスする。多くの人が体感していると思います。入浴時に働く3つの物理的な作用が医学的に証明されています。
●浮力で筋肉が緩み、心身共にリラックス できる。
湯船につかると、体重が約9分の1程度まで軽くなります。すると、普段、人の体重を支えている筋肉に負担が減り、また弛緩してくるので全身がリラックス。体が癒されることで、気持ちも解きほぐれます。
●水圧で心肺機能が高まり血行を促進 する。
入浴中も体にはかなりの水圧がかかります。腹部が圧迫されることで横隔膜が上に押し上げられ、肺の活動は約9%減少しますが、同時に酸素をしっかり取り込み、呼吸の回数が増えることで心肺機能が高まり血行が促進されます。
●一酸化窒素を増やして疲労回復を助ける温熱作用
近年の研究で、血管をしなやかに若返らせる物質として一酸化窒素が注目を集めています。一酸化窒素は血管に存在し、血管を広げる効果がありますが、入浴の温熱効果で分泌が促されます。血流にのって老廃物が押し流され、コリや疲労がほぐれるのです。
■リラックス湯温の目安は39℃が理想
実験によると39℃の湯に15分程度の入浴が効果的に自律神経機能に働きかけることが証明されています。
夏場はシャワーで済ませる方も多いと思いますが、ストレス発散のため湯舟につかることをお奨めします。
